おばあちゃんへ [冠婚葬祭]
おばあちゃんとの突然のお別れ、まだ信じられません。
どうか嘘であってほしい・・・未だにそう思っています。
私たちは、小さい頃からおばあちゃんと離れて暮らしていましたが
夏休みにおばあちゃんの家へ遊びに行くのを、すごく楽しみにしていました。
いつも温かく、笑顔で迎えてくれましたね。
お裁縫もお料理もとても上手、
昔のこともよく憶えていて楽しい話を聞かせてくれる、
優しいおばあちゃんが大好きでした。
みんなで一緒に旅行もしましたね。
おばあちゃんが目を輝かせて、楽しそうにしていたことは
今でも忘れません。
93年という長い年月、幾多のご苦労もあったことでしょう。
どんな少女時代を送ったのですか?
お父さんたち3人の子どもを育てながら、何を思っていましたか?
私たち孫が生まれた日は、どんな日でしたか?
もっとたくさん、おばあちゃんの話を聞いておけばよかった。
私たちは、おばあちゃんの人生のほんの一部分しか知りませんが
こうしてたくさんの方にご会葬いただける、素晴らしい人生だったのでしょう。
立派に天寿を全うされたおばあちゃんを、心から誇りに思います。
これからも、私たちのことをずっと見守っていてください。
おばあちゃん、今までどうもありがとうございました。
そして、どうか安らかにお休みください。
◆◆◆
2006年5月15日、祖母との最後のお別れで妹と一緒に読んだ手紙です。
(基本的に原文ママ。実名削除など、一部変更あり)
たくさんの人に見送られながら、祖母は旅立って行きました。
きっと、青年館からの「神ともにいまして」も、祖母に届いていると思います。
みなさんありがとうございました。
とてもいい手紙だ。
会葬にいらしていた全員も「うん、うん」って思っただろうね。
とてもいい手紙だ。
by アネ (2006-05-16 00:00)
まだ死を感じる年じゃないけど「そんな想いを持たれて見送られたい」
なんて思ってしまいました。
おばあちゃんはきっと幸せでしたよね
次は残ったものが生を全うする番ですよ。
神様から与えられた命、思いっきり楽しまなきゃ。
by ぐり (2006-05-16 00:36)
アネ&ぐりさん、ありがとうございます。
もちろん嘘偽りのない言葉ではあるのですが、実は私の場合
「ここでお客泣かせたる~」
的な、盛り上げ屋根性が働いていたりしました(^^;;
しかし、後半を読んだ妹のリアルな「泣き」ほど効果的なものはなく
あちこちから嗚咽が漏れていましたねー。
・・・って冷静にチェックしている私は、やっぱり盛り上げ屋?(^^;;;;;
by なまみ (2006-05-16 01:04)
素敵なお手紙だね。
おばあちゃまにお会いしたこともお写真を拝見したこともありませんが
なんとも目を細めて優しく微笑まれてるであろうお姿を想像してしまいます。
お星様になっても ずーっと優しく見守って下さることでしょう☆
by asa (2006-05-16 01:35)
asaてぃもありがとう。で、もひとつ小ネタ。
うちのおとんはこっそりこのブログを見て、毒づく娘の正体にショックを受けたらしい。弔辞を依頼したものの不安になったらしく、
「頼むから、ブログみたいな悪い言葉は使わないでねっ!」
だと・・・オヤジ、オレを信じろっつの・・・(^^;;
あまりにショックだったので、二度とブログは見ないってさ(笑)
by なまみ (2006-05-16 23:42)